百科事典マイペディア 「人工遺伝子」の意味・わかりやすい解説 人工遺伝子【じんこういでんし】 遺伝子の構成単位である4種類の塩基を,有機化学的手法を使って人工的に結合させた合成遺伝子。1970年,アメリカのH.コラーナらによって酵母のtRNAが初めて合成された。近年,コンピューターで制御される核酸自動合成装置が実用化され,自然には存在しない遺伝子などが短時間で大量に合成できるようになった。アンチセンスRNAの作成などに用いられる。→遺伝子工学/バイオテクノロジー 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by