核酸自動合成装置(読み)かくさんじどうごうせいそうち(その他表記)automated polynucleotide synthesizer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「核酸自動合成装置」の意味・わかりやすい解説

核酸自動合成装置
かくさんじどうごうせいそうち
automated polynucleotide synthesizer

DNAをコンピュータ制御により自動的に合成する装置。合成過程はすべてコンピュータの制御下にあり,迅速かつ高収率で DNAを得ることができる。現在のところ,100個程度の塩基連結限度であるが,これらをつなぎ合わせることにより,目的とする遺伝子の合成が可能である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android