人差し指(読み)ひとさしゆび

精選版 日本国語大辞典 「人差し指」の意味・読み・例文・類語

ひとさし‐ゆび【人差指・食指】

  1. 〘 名詞 〙 ( 人をゆびさす指の意 ) 親指となりにある指。親指と中指の間の指。ひとさしの指。ひとさし。〔撮壌集(1454)〕

人差し指の語誌

上代・中古には、人を指す時に用いる指ということからヒトサシノオヨビと呼ばれた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の人差し指の言及

【手】より

…両者合わせて軽くへこんだ皿状をなし,その凹面(前面)を〈手掌(しゆしよう)palm〉〈手のひら〉または〈たなごころ〉といい,凸面を〈手背back of the hand〉または〈手の甲〉という。指は5本あって,これを橈骨の側から尺骨の側へ順次に〈第1指,母指,親指〉〈第2指,示指,人差指〉〈第3指,中指(ちゆうし∥なかゆび)〉〈第4指,薬指(やくし∥くすりゆび)〉〈第5指,小指(しようし∥こゆび)〉と呼ぶ。母指は2節からなり,太くて短く,手根中手関節が多軸性に動く。…

※「人差し指」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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