仁頃村(読み)にごろむら

日本歴史地名大系 「仁頃村」の解説

仁頃村
にごろむら

[現在地名]南淡町灘仁頃なだにごろ

阿万東あまひがし村の南東、淡路島最南端のしお崎から北東に延びる海岸線にある。海岸沿いに東は地野ちの村。天正一四年(一五八六)一一月三日の淡路国御蔵入目録にみえる「なだ」一〇三石六斗のうちに含まれ、正保国絵図には下灘しもなだ一二ヵ村の一として「仁此村」がみえる。「味地草」によると承応元年(一六五二)に地野村が新田開墾により分村した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 山裾

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む