仏造って魂を入れず(読み)ほとけつくってたましいをいれず

精選版 日本国語大辞典 「仏造って魂を入れず」の意味・読み・例文・類語

ほとけ【仏】 造(つく)って=魂(たましい)[=眼(まなこ)]を入(い)れず

  1. 物事をほとんどなし遂げながら最も肝要な一事が抜け落ちていることのたとえ。
    1. [初出の実例]「ほとけつくりてまなこをいれず 七日のせっほうもむになす」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む