仕上げ砥(読み)シアゲト

デジタル大辞泉 「仕上げ砥」の意味・読み・例文・類語

しあげ‐と【仕上げ×砥】

刃物を研ぐとき、仕上げに用いる砥石といし。質の細かくて滑らかな粘板岩で作る。真砥まと。しあげど。→粗砥あらと中砥なかと

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

食器・調理器具がわかる辞典 「仕上げ砥」の解説

しあげと【仕上げ砥】

砥石一種で、仕上げに用いる。質が密できめ細かくて堅い。◇「合わせ砥」ともいう。

出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の仕上げ砥の言及

【といし(砥石)】より

…場合によっては,砥粒と加工物との接触界面に化学反応が起こり,生じた微小反応部分が相対運動によって除去されて加工面が平滑になることもある。
[といしの種類]
 砥粒の大小やといしの硬さによって,荒砥,中砥,仕上げ砥に分けられ,普通この順に使用する。荒砥は,新しく使用する刃物などの形状を整えたり,摩耗のために形の変化した刃先を修正したりするためのもので,砥粒が粗くてといしの硬さの低いものが使われる。…

※「仕上げ砥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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