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砥石 といし

9件 の用語解説(砥石の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

砥石
といし

刃物をとぐための石。広義には研削用砥石も含まれるが,一般には,家庭用砥石,木工具用砥石をいう。その起源は縄文時代の初めにみられる。砥石には,刃物の形状を整えたり,刃こぼれを直すための「荒砥」 (砂岩) ,荒とぎを終えた刃面を平滑にするための「中砥」 (粘板岩石英粗面岩) ,中とぎした刃先を鋭利にするための「仕上げ砥」 (粘板岩) などがあり,石の産地によって大村,天草,沼田など各種の名称がつけられている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

と‐いし【×砥石】

刃物や石材などを研いだり磨いたりする石。粒子の大小や硬さによって、荒砥(あらと)中砥(なかと)仕上げ砥などの区別がある。砥。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

砥石【といし】

刃物の研磨に用いる石。砥粒の荒さや砥石の硬さにより,荒砥,中砥,仕上砥に分けられ,荒砥には砂岩,中砥には粘板岩,石英粗面岩(流紋岩),仕上砥には粘板岩を主として使用。
→関連項目超仕上盤砥粉フェノール樹脂

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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岩石学辞典の解説

砥石

硬い粗粒の砂岩.→グリット(2.10.3(3))

砥石

(1) 硬い細粒の岩石で,きめの細かい砥石に用いられるもの.一般に小さい角ばった石英粒が雲母,粘土鉱物あるいは炭酸塩鉱物柔らかいマトリクス中に埋まっているものである.英国の砥石はグラニュライト,千枚岩,砂岩,シルト岩,頁岩を含んでいる.この語は英国以外では一般に使われない[Morey & Dunham : 1953, Arkell & Tomkeieff : 1953].ホーン(hone)は周縁にいくつかの砥石を取り付けた回転工具の意味[ランダムハウス : 1994].(2) 道具の端を鋭くするために用いる石[Arkell & Tomkeieff : 1953].アングロ・サクソン語のwhaetは鋭いの意味.

出典|朝倉書店
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防府市歴史用語集の解説

砥石

 道具をみがく石です。石器をみがいて形を整えたり、玉や金属をみがいたりするのにも使います。

出典|ほうふWeb歴史館
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大辞林 第三版の解説

といし【砥石】

石材などを磨いたり、刃物をとぐための石。荒砥あらと・中砥・仕上げ砥の別があり、荒砥には砂岩、中砥には粘板岩・石英粗面岩、仕上げ砥にはケイ質粘板岩などが多く使われる。

出典|三省堂
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食器・調理器具がわかる辞典の解説

といし【砥石】

刃物を研ぐ石。粒子の粗密によって荒砥(あらと)・中砥(なかと)・仕上げ砥がある。石材などの研磨に用いるものもある。

出典|講談社
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

砥石
といし

刃物の研ぎ出しや研磨、あるいは工作物を精密に仕上げる研削加工や素材の切断に用いる工具。
 刃物の研ぎ出しなどに使われる砥石としては、天然砥石と人造砥石がある。天然砥石は、おもに木工用刃物や包丁の研ぎ出しに用いられ、荒砥(あらと)、中砥(なかと)、仕上げ砥の3種類に分けられている。荒砥は、刃を下ろしたり、刃の形を整えたりするのに用いられ、砂岩、花崗(かこう)岩などを含む自然石でできている。中砥は、荒砥より粒子が細かく、中仕上げに使用され、安山岩、凝灰岩、粘板岩などの泥岩質の自然石である。仕上げ砥は、粒子の細かい天然石で仕上げに用いられ、珪質(けいしつ)粘板岩が使われる。以上の3種類とも均質なものがなかなか得られず、最近は人造砥石である油砥石が多く使用されている。油砥石は、アランダムを高温で結合してつくり、油を研削剤として用いる。この砥石は、機械工具の刃研ぎ、レンズの成形、ガラス器の模様づけ、宝石の加工などの工業用としても用いられる。形は、長方形のほか、三角、四角、丸、半円、円錐(えんすい)形などがあり、使用目的に応じて使い分けている。
 研削加工用には一般に人造砥石が用いられるが、基本的には砥粒、結合剤、気孔の三要素より構成されている。また加工物の形状、加工箇所、使用機械などに応じた、各種形状の砥石が製造されている。これら砥石には平形、へこみ形、リング形などのほかに鋼板の正面に砥石を固着、あるいはねじ止めしたディスク砥石や、砥石ブロックを金属円板にチャックで保持したり、くさび、鋼帯、鋼線またはボルトで固定したセグメント砥石などがある。セグメント砥石は一体の砥石より大型のものをつくることができ、またブロック間のすきまを利用して、研削液の注入、切屑(くず)の排除、研削部の冷却を行うことができる利点がある。また通常、高速の手持ちグラインダーに取り付け、形彫りや余肉の除去、凹部の研削および小穴の研削に用いる小型の軸付き砥石というものもある。
 人造砥石の製造法は結合剤の種類によって異なるが、もっとも多く使用されているビトリファイド結合剤の場合は、まず研削材を粉砕し、粒度のそろった砥粒とし、これを結合剤と混合、攪拌(かくはん)後、型に入れ、プレスで成形する。その後乾燥し、形をある程度整えて焼成する。最後に、最終寸法に仕上げて、各種検査を行い砥石として出荷される。[清水伸二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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