付放(読み)つけっぱなし

精選版 日本国語大辞典 「付放」の意味・読み・例文・類語

つけっ‐ぱなし【付放】

〘名〙 「つけばなし(付放)」の変化した語。
※彼岸過迄(1912)〈夏目漱石停留所「点(ツ)けっ放(パナ)しで寐る時なんか明る過ぎて、困る人が多いでせうから」

つけ‐ばなし【付放】

〘名〙 付けたままにしておくこと。つけっぱなし。
われから(1896)〈樋口一葉〉七「燈火をつけ放(バナ)しで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android