仮晶(読み)カショウ

デジタル大辞泉 「仮晶」の意味・読み・例文・類語

か‐しょう〔‐シヤウ〕【仮晶】

鉱物がその本来結晶形をなさず、他の結晶形になること。

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精選版 日本国語大辞典 「仮晶」の意味・読み・例文・類語

か‐しょう‥シャウ【仮晶】

  1. 〘 名詞 〙 鉱物が外形を保ったまま、他の鉱物によって、置きかえられたもの。〔鉱物字彙(1890)〕

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世界大百科事典(旧版)内の仮晶の言及

【鉱物】より

…その接合の方位は結晶の結晶構造と密接な関係をもつものである。 外形が特殊な状態を示す場合として,結晶生成後の地質環境の変化などのため,原子配列の変化,化学組成の変化が起こり,もとの外形を保ったまま異種鉱物に変化した仮晶もある。
[物理的性質]
 一つ一つの鉱物種はそれぞれ特有の物理的性質をもつ。…

※「仮晶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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