仰西寺町(読み)ごうさいじまち

日本歴史地名大系 「仰西寺町」の解説

仰西寺町
ごうさいじまち

[現在地名]金沢市石引いしびき一丁目

中石引町の通りの北東に位置する地子町。町名当地に仰西寺(現真宗大谷派)があることによる。同寺はもと天台宗で元明がんみよう寺と号し、石川郡宮腰みやのこしにあったが、天正年間(一五七三―九二)材木ざいもく町へ移転、しかしその寺地が御用地として召上げられ、替地を当地に拝領、万治二年(一六五九)引越した(貞享二年寺社由緒書上)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android