事典 日本の地域ブランド・名産品 「伊予手すき和紙」の解説
伊予手すき和紙[紙工芸・和紙]
いよてすきわし
四国中央市で製作されている。江戸時代後期の文化・文政年間(1804年〜1830年)に駿河半紙の製造技術に習い、半紙を漉き始めたのが始まり。宝暦年間(1751年〜1764年)の起源ともいわれるが、詳細は定かではない。江戸時代末期から明治時代初期が最盛期。伊予手すき和紙は書道用半紙を専門として、現在でも全国の書道家に利用されている。愛媛県伝統的特産品。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報