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愛媛県 えひめ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

愛媛県
えひめ

面積 5678.18km2。人口 143万1493(2010)。年降水量 1314.9mm (松山市) 。年平均気温 16.5℃ (松山市) 。県庁所在地 松山市。県木 マツ。県花 ミカン

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デジタル大辞泉の解説

えひめ‐けん【愛媛県】

愛媛

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日本の地名がわかる事典の解説

〔愛媛県〕愛媛〈県〉(えひめ〈けん〉)


四国地方北西部に位置する県。
面積の大半を山地が占め、瀬戸内海に面して新居浜(にいはま)平野・松山平野が開ける。四国4県のなかで人口は最多。香川県・徳島県・高知県に接する。北は瀬戸内海を挟んで広島県・山口県に、西は速吸(はやすい)瀬戸(豊予(ほうよ)海峡)・豊後(ぶんご)水道を挟んで大分県に対する。県域は高縄(たかなわ)半島以東の東予(とうよ)、県庁所在地の松山(まつやま)市を中心とする中予(ちゅうよ)、佐田岬(さだみさき)半島以南の南予(なんよ)の3地方に大別される。人口144万1291。面積5678.33km2。人口密度253.82人/km2。管轄市町村は11市9町。県庁所在地は松山市。県花はミカンの花。
歴史を見ると、『日本書紀』『万葉集』などに「伊予(いよ)」「愛比売(えひめ)」などの記載があり、現在の県域は古代からの伊予国にほぼ一致する。瀬戸内海の水軍は古くから知られ、平安時代中期に、宇和(うわ)海の日振(ひぶり)島を拠点に朝廷に反乱を起こした藤原純友(ふじわらのすみとも)の乱は有名。南北朝時代から戦国時代にかけては群雄が割拠し、毛利元就(もうりもとなり)が村上水軍を利用して勢力を有したが、戦国時代末期、土佐(とさ)国(高知県)の長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)が平定し、その支配下におかれた。1600年(慶長(けいちょう)5)の関ヶ原(せきがはら)の戦いで功のあった加藤嘉明(かとうよしあき)と藤堂高虎(とうどうたかとら)が伊予国の大半を領有。江戸時代に入り、大名の配置替えを経て、17世紀初めに伊予8藩と幕府直轄領がおかれた。1871年(明治4)の廃藩置県で伊予8藩から8県が成立。県の統合・改称を経て1873年、愛媛県に統一。1876年に香川県と合併されるが、1888年に分離し、現在の県域となった。
地勢を見ると、東部の高知県境を石鎚(いしづち)山脈が連なり、西に延びた延長部は佐田岬半島となる。四国山地の南西部には大野ヶ原(おおのがはら)のカルスト台地や山間小盆地があり、宇和海沿岸ではリアス式の複雑な沈降海岸となる。中部の高縄半島と、その沖に点在する芸予(げいよ)諸島の間には来島(くるしま)海峡などの海峡・水道が通じ、瀬戸内海の中部と西部を分ける。四国山地の脊梁(せきりょう)が北に寄っているため、瀬戸内海沿岸の新居浜平野・今治(いまばり)平野・松山平野などはいずれも小規模。西部の肱(ひじ)川は北流して四国山地南西部を迂回(うかい)し、大洲(おおず)盆地ほかの小盆地を経て伊予灘(いよなだ)に注ぐ。石鎚山脈の南斜面に発した面河(おもご)川は峡谷をなして南流し、仁淀(によど)川となって土佐(とさ)湾に注ぐ。気候は、瀬戸内海沿岸は温暖寡雨な瀬戸内式気候。南西部の宇和海沿岸は黒潮(日本海流)の影響のため年間を通じ温暖湿潤。四国山地では積雪もかなりあり、その南斜面は台風の影響を受けて年降水量は1800~3000mmに達する。
産業は、農業では、水田比率が低く畑作が盛ん。芸予諸島ほかの島々や瀬戸内海・宇和海沿岸はミカンなどの柑橘(かんきつ)類やキウイフルーツ栽培の先進地で、全国屈指の生産量を誇る。水産業は、宇和海でのイワシ・ブリ漁が盛んで、カツオ漁の基地も多い。真珠・ハマチなどの養殖漁業も発展し、真珠の生産量は長崎県と全国第1位の座を競う。燧(ひうち)灘沿岸ではノリ養殖、伊予灘沿岸の松前(まさき)町はカツオ・イワシなどの乾物加工業の中心地をなす。鉱工業は、江戸時代初期から別子(べっし)銅山が開発され、鉱石積み出し港のある新居浜市は明治期から大正期に金属・化学・機械などの工業都市に発展。西条市には化繊・製紙・化学、四国中央市には製紙、今治市にはタオル・造船などの工場が立地し、瀬戸内海工業地帯の一角をなす。松山港付近には第二次世界大戦中に石油精製工場が進出し、戦後に化繊・化学・機械などの臨海型工場立地が進む。松山平野南縁の砥部(とべ)町は良質の陶石の産地で、伝統の砥部焼を産する。
観光では、松山市北郊の道後(どうご)温泉は古代から知られた名湯。芸予諸島ほかの島々には瀬戸内海国立公園に属する景勝地が多く、大三(おおみ)島には大山祇(おやまづみ)神社がある。宇和海沿岸は足摺宇和海(あしずりうわかい)国立公園、石鎚山脈一帯は石鎚国定公園に指定される。県内には四国八十八箇所の札所など古刹(こさつ)が多い。宇和島市には、国の重要無形民俗文化財に指定されている伊予神楽(かぐら)の民俗芸能があるほか、7月には和霊(われい)大祭・うわじま牛鬼(うしおに)まつりが盛大に行われる。また、新居浜市の新居浜太鼓(たいこ)祭り、西条市の西条まつり、西予(せいよ)市のどろんこ祭り、大洲市の鵜飼(うかい)など、多彩な祭りが各地で繰り広げられ、多くの観光客を集める。日本七霊山の一つに数えられる西日本最高峰の石鎚山では、7月に石鎚山お山開きが行われる。
今治市
伊予郡
伊予市
宇和島市
大洲市
越智郡
上浮穴郡
喜多郡
北宇和郡
西条市
四国中央市
西予市
東温市
新居浜市
西宇和郡
松山市
南宇和郡
八幡浜市

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