デジタル大辞泉 「伊勢新百韻」の意味・読み・例文・類語 いせしんひゃくいん〔イセシンヒヤクヰン〕【伊勢新百韻】 俳諧集。中川乙由、星山反朱編。元禄11年(1698)刊。1冊。乙由のほか岩田涼菟、各務支考らの作品を収める。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内の伊勢新百韻の言及 【涼菟】より …初め談林系に属したが,晩年の芭蕉に入門。1694年(元禄7),伊勢に庵を構えた支考と親交を結び,美濃派・伊勢派の出発点となった《伊勢新百韻》(1698)の連句に一座,また,支考が俳諧の〈真・草・行〉を示そうと巻いた《三疋猿》(1704)にも同座する。伊勢派の中心人物として各地に行脚し,北越・九州等を勢力圏とした。… ※「伊勢新百韻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」