伊是名島・伊平屋島(読み)いぜなじま・いへやじま

日本歴史地名大系 「伊是名島・伊平屋島」の解説

伊是名島・伊平屋島
いぜなじま・いへやじま

伊是名いぜな村・伊平屋いへや

沖縄島北部の西方海上に位置する島嶼群で、伊平屋諸島・伊平屋列島ともよばれる。伊平屋島のほか、伊平屋の七離と通称されるように、伊是名島・屋那覇やなは島・屋之下やのした島・降神うるがみ(岩礁)具志川ぐしかわ島・伊平屋島・野甫ぬほ島の七島で構成されるが、有人島は伊是名・伊平屋・野甫の三島のみ。沖縄島との間の海域伊平屋渡(イヒャードゥ)、伊是名・伊平屋両島の間の海域を具志川(グシチャドゥ)と称する。これらの島々は、近世以前より一九〇七年(明治四〇年)まで伊平屋島の名で一体の行政単位として扱われていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android