伊田浦(読み)いだうら

日本歴史地名大系 「伊田浦」の解説

伊田浦
いだうら

[現在地名]大方町伊田

井田いだ村内にあった浦分をいい、慶長二年(一五九七)の秦氏政事記(蠧簡集)に伊田浦刀禰がみえる。江戸時代には上川口かみかわぐち浦庄屋の下にあり、当浦には老がいた(西郡廻見日記)。天和三年(一六八三)の浦々水主船数定書によると水主数五六、船数一一(廻船五・漁船六)。「土佐州郡志」は「南向海際也、東限白浜、西限上川口、二里許、南北因潮進退、町数難定、戸凡五十余、有船数十艘、有小川流過村中」と記し、産物として蚫・小蚫・海苔・鰺・をあげる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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