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伊豆大島 いずおおしまIzu‐Oshima

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知恵蔵の解説

伊豆大島

伊豆諸島最北部の火山島。まゆ型のカルデラは5世紀と7世紀の噴火で、その南西部の三原山は安永の噴火(1777〜79年)でできたとされる。カルデラ形成後は100年程度の間隔で大規模な噴火を繰り返し、20世紀には1912〜14年、50〜51年、86年に中規模の噴火をした。86年11月15〜19日に三原山山頂火口から玄武岩質の溶岩が噴出し、同21日には山頂から北西方向に生じた割れ目から、溶岩やスコリアが激しく噴出した。この時カルデラの外でも噴出が起きたことから、全島民が一時島外に避難した。火山の北西部の地下でマグマの蓄積によると解釈される膨張が始まっており、近年の噴火の間隔からみても、次の噴火に向けて準備が必要な時期に入っている。

(井田喜明 東京大学名誉教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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日本の地名がわかる事典の解説

〔東京都〕伊豆大島(いずおおしま)


大島(おおしま)

出典|講談社
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世界大百科事典内の伊豆大島の言及

【大島】より

伊豆諸島最北部にある最大の島。東京都大島支庁大島町に属し,1島1町をなす。面積91km2。人口9693(1995)。活火山三原山(758m)を最高点とする火山島である。北北東~南南西に長い紡錘形の島で,東部や北部の海岸は急崖をなす。源為朝などが流された島として知られ,江戸時代は韮山代官が支配した天領であった。おもな集落は西および南側の緩やかな斜面の海岸近く(卓越風の風下)に発達している。約9000年前から人が住み,最も早く開かれたのは,かつて新島村といわれた現在の元町で,この島の西玄関口となり,中心集落でもある。…

【カルデラ】より

…山頂直下3~4kmに存在するマグマ溜り内部にあったマグマの一部が側方に流出するため天井部が陥没するもので,溶岩は必ずしも山頂火口から流出する必要はない。たとえば伊豆大島では,約1300年前に起こった大噴火により大島火山の山頂部が陥没し,5km×4km,深さ300m以上のまゆ形のカルデラを生じている(なお,その後の噴火によってカルデラ底は溶岩で埋められ,中央火口丘の三原山が成長した)。(b)じょうご形カルデラ 軽石や火山灰の大規模な噴火に伴って火口周辺が陥没して生じる。…

【源為朝】より

…上皇方は敗れ,父為義は梟首(きようしゆ)された。為朝は近江に逃れ,九州下向を図ったが9月に捕らえられ,肩を抜かれたうえ伊豆大島に流された。配流(はいる)後,大島をはじめ近隣の島々を掠領。…

※「伊豆大島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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