伏せ屋焚き(読み)ふせやたき

精選版 日本国語大辞典 「伏せ屋焚き」の意味・読み・例文・類語

ふせや‐たき【伏屋焚・伏屋焼】

  1. 伏屋の中で火をたくと煤(すす)が多く出るところから、「煤(すす)」と同音を含む「すすしきほふ」にかかる。
    1. [初出の実例]「智弩壮士(ちぬをとこ) 菟原(うなひ)壮士の 廬八燎(ふせやたき) すすし競ひ 相結婚(よばひ) しける時には」(出典万葉集(8C後)九・一八〇九)

伏せ屋焚きの補助注記

用例は「ふせやたく」と訓む説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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