会合コロイド(読み)カイゴウコロイド

化学辞典 第2版 「会合コロイド」の解説

会合コロイド
カイゴウコロイド
association colloid

分子が会合してコロイド分散状態になったものをいう.界面活性剤染料の分子は会合してコロイド状のミセルとなる.そのほか凝集法によって得られるコロイドもこれに属する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の会合コロイドの言及

【コロイド】より

…この大きさの粒子(あるいは分子)は普通の光学顕微鏡では見えず,また普通のろ紙を通り,見たところ通常の均一溶液と同じであるが,1粒子当り103~109個の原子を含んでいて,103個以下の原子から成る低分子が分散溶解している溶液とは異なる特徴的な性質を示すことが知られている。コロイドは,大きく粒子コロイド,分子コロイド,会合コロイドの三つに分類することができる。
【コロイドの概念と特徴】
 コロイドの概念は1861年イギリスの化学者T.グレアムにより初めて提唱された。…

※「会合コロイド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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