伽藍鳥(読み)ガランチョウ

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精選版 日本国語大辞典 「伽藍鳥」の意味・読み・例文・類語

がらん‐ちょう‥テウ【伽藍鳥】

  1. 〘 名詞 〙 ペリカンをいう。
    1. [初出の実例]「鵜(ガランチャウ)」(出典和漢三才図会(1712)四一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の伽藍鳥の言及

【ペリカン】より

…《山海経》に〈鶘(りこ)〉と記載し,《本草衍義》(1119)では鵜鴣觜(ていこし),別名を逃河身(とうかしん)としている。また《和漢三才図会》には〈俗に伽藍鳥(がらんちよう)と云ふ〉とある。逃河身といわれたのは,肉を盗んで川に逃げた人が化してこの鳥となり,今も肉がくちばしの中にあるためといい,くちばしの黒焼きは薬用にされた。…

※「伽藍鳥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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