コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

和漢三才図会 わかんさんさいずえ

6件 の用語解説(和漢三才図会の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

和漢三才図会
わかんさんさいずえ

江戸時代中期の図説百科事典。『倭漢三才図会略』ともいう。寺島良安編纂。 105巻。正徳2 (1712) 年成立。中国の『三才図会』に範をとり,和漢古今の事物を天文,人物,器物,地理などに分類し,図入り漢文体で解説している。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

わかんさんさいずえ〔ワカンサンサイヅヱ〕【和漢三才図会】

江戸時代の百科事典。105巻。寺島良安著。正徳2年(1712)成立。中国の「三才図会」にならい、和漢古今の万物を掲げ、漢文で解説を施し、図解したもの。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

和漢三才図会【わかんさんさいずえ】

江戸時代の百科事典。大坂の医師寺島良安編。巻頭に1712年の自序がある。105巻。中国の《三才図会》にならい,和漢古今の事物を天文,人倫から禽獣,草木まで80余に分類し,図入り漢文体で解説・考証を加えたもの。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

わかんさんさいずえ【和漢三才図会】

江戸時代の図入り百科事典。105巻81冊。編者は大坂の医師寺島良安。編者の師和気仲安の〈医者たる者は宇宙百般の事を明らむ必要あり〉との言に従い著述を計画。30余年の歳月をかけ1712年(正徳2)ころ完成。大坂杏林堂より刊行される。明の王圻(おうき)の選になる《三才図会》にならい,上は天文,人倫より下は禽獣,草木まで80余の部類に分け,考証,図示する。その特色は必ず和漢の事象をならび記したところにある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

わかんさんさいずえ【和漢三才図会】

図入り百科事典。一〇五巻。寺島良安著。1712年(正徳2)成立。中国の「三才図会」にならって、和漢の万物を図を掲げ、漢文で解説を付す。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

和漢三才図会
わかんさんさいずえ

江戸時代の図解入り百科事典。正徳(しょうとく)2年(1712)序、寺島良安(てらじまりょうあん)編で大坂杏林堂(きょうりんどう)より刊行。105巻81冊。全体を天文、人倫から草木まで96類に分かって、和漢の事物を収容し、平易な漢文で各事物に簡明な説明と図を入れている。各事項は、広く国内を旅行して実地踏査し、種類、製法、用途、薬効などを明記して客観的、合理的な解説を施し、図解は分析的である。ただ、神社仏閣の場合には歴史よりも縁起をとり、公卿(くぎょう)や有職(ゆうそく)は伝承のままを記さざるをえなかったと凡例に記している。その明解、正確さによって発行から約200年間、明治時代に至るまで広く実用された。編者の良安は大坂の医師で、法橋(ほっきょう)和気仲安(わけちゅうあん)の高弟。「天地人を知って医術は生かせる」という師の教えに従って記録したものを、明(みん)の王圻(おうき)の『三才図会』106巻の体裁によったという。[彌吉光長]
『寺島良安編『和漢三才図会』全16巻(1979~80・新典社) ▽寺島良安編、島田勇雄他訳注『和漢三才図会』18冊(東洋文庫・平凡社)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の和漢三才図会の言及

【自然誌】より

…著名なものとしては宋の李昉(りぼう)らが勅命で編纂した《太平御覧(たいへいぎよらん)》や王欽若(おうきんじやく)が編集した《冊府元亀(さつぷげんき)》,明の王圻(おうき)が親子2代で撰した《三才図会(さんさいずえ)》がある。いずれも天文・地理から始めて草本に終わる分類百科全書であって,日本でも江戸時代に寺島良安によって《和漢三才図会》(1712)ができている。しかしとくに動植物については別に〈本草書〉の伝統があり,梁の陶弘景が漢末の混乱で散逸した本草書を整理し,《神農本草》《名医別録》を基に《神農本草経》の定本を著したのに始まり,李時珍の《本草綱目》で完成した。…

【唾液】より

…精気を蔵する腎は五液をつかさどる。《和漢三才図会》によれば,肝に入って泪(なみだ)となり,肺に行くのは鼻汁,脾に入るのは涎,心臓に行けば汗で,腎自身にあるのが唾液である。この腎液である唾液が舌下の二穴より流出し,別称〈霊液〉ともいう。…

【百科事典】より

…数々の訓蒙図彙をみると,江戸時代前期の常識を知ることができる。こうしたなかで,近世の百科事典を代表する寺島良安の《和漢三才図会(わかんさんさいずえ)》105巻が現れた。良安は,明末に王圻が編纂した図入りの類書《三才図会》にならって,30年を費やして1713年(正徳3)にこれを完成させたが,両者を比べてみると,明末の隠士の古典を中心とした知的世界と,元禄時代の大坂で活動した医者の知識のあり方の違いが,よく表れている。…

※「和漢三才図会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

和漢三才図会の関連キーワードアメリカーナ百科事典マイヤー百科事典《大鏡》(百科事典)児童百科事典《スイス百科事典》《世界大百科事典》《大百科事典》《ネルソン百科事典》《フランス百科事典》《ヘブライ百科事典》

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone

和漢三才図会の関連情報