普及版 字通 「但」の読み・字形・画数・意味


常用漢字 7画

[字音] タン
[字訓] かたぬぐ・ただ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は旦(たん)。〔説文〕八上に「裼(かたぬ)ぐなり」とあり、「一に曰く、徒なり」(小徐本)という。徒は「ただ」。字はまた袒・に作り、〔詩、風、大叔于田〕に「裼(たんせき)して虎を暴(てうち)にす」とを用いる。

[訓義]
1. かたぬぐ。
2. ただ、ひとり、いたずらに、むなしく。
3. しかれども、しかし、なお。
4. 誕と通じ、いつわる、ほしいまま。

[古辞書の訓]
名義抄〕但 タダシ・タダニ・ツタナシ・ニフシ・ミナ・トモ・シカル・ヌグ

[語系]
但・袒・deanは同声。袒は衣縫の解けることをいう。副詞としては徒da、特dk、直dikはみな声が近く、その声を以て通用する。

[熟語]
但可但割但書

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む