佐武と市捕物控

デジタル大辞泉プラス 「佐武と市捕物控」の解説

佐武と市捕物控

石森章太郎(石ノ森章太郎)による漫画作品。江戸時代の浅草を舞台に岡っ引きの下で働く下っ引きの佐武と按摩の市が繰り広げる捕り物劇。1966年に『少年サンデー増刊号』に掲載された読み切り作品「縄と石捕物控・赤い猫」の好評を得て、1967年~1968年まで「佐武と市捕物控」と改題して『週刊少年サンデー』に断続的に連載。その後掲載誌を移し、青年誌『ビッグコミック』の創刊号(1968年)から1972年第7号まで連載。以後も不定期に新作が描かれ、シリーズの総エピソード数は90を超える。小学館文庫全13巻。第13回(1967年度)小学館漫画賞受賞。
②①を原作とする日本のテレビアニメ。放映毎日放送、日本教育テレビ(現:テレビ朝日)系列(1968年10月~1969年9月)。制作:虫プロダクション、東映動画(現:東映アニメーション)、スタジオ・ゼロ。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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