佐突郷(読み)さつちごう

日本歴史地名大系 「佐突郷」の解説

佐突郷
さつちごう

和名抄所載の郷。高山寺本の訓は「佐都知」で「国用佐土」と注記する。「播磨国風土記」にはみえない。「続日本後紀」承和六年(八三九)二月二六日条に「播磨国印南郡佐突駅家、依旧建立」とあるが、「延喜式」兵部省に佐突駅家は載らない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android