何としょう(読み)なんとしょう

精選版 日本国語大辞典 「何としょう」の意味・読み・例文・類語

なんと【何と】=しょう[=しょ]

  1. とるべき態度を探し求め思案するさまを表わす。どうしよう。
    1. [初出の実例]「吾は瑟を引ての上手なり、されども王の瑟をこのまぬをばなんとせうぞ」(出典:玉塵抄(1563)一)
  2. とるべき態度はないとあきらめるさま。仕方がない。
    1. [初出の実例]「是程男の冥利にかけ、誓言立てても成りませぬか、はあはあ何とせう借りますまい」(出典:浄瑠璃・女殺油地獄(1721)下)

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