精選版 日本国語大辞典 「何なと」の意味・読み・例文・類語
なんな‐と【何と】
- 〘 連語 〙 ( 「なになりと」の変化したもの )
- ① 事物・事態を選択しないさまを表わす。どんなものでも。どんなことでも。
- [初出の実例]「何なと用が有ならいひなんせ」(出典:洒落本・陽台遺編(1757頃)秘戯篇)
- ② 何かしら。何か。
- [初出の実例]「茶屋の女子が仕切りを通るたびに何なと言うて腹たててゐる人」(出典:あなづくし芝居見物見立相撲(1830‐44))
〘 名詞 〙 ( 牽牛と織女の別れを悲しむ涙雨の意 ) 陰暦七月七日に降る雨。せいるいう。《 季語・秋 》[初出の実例]「歳時雑記曰、〈略〉七日雨、則曰二洒涙雨一」(出典:俳諧・滑稽雑談(1713)七...