何の面下げて(読み)ドノツラサゲテ

デジタル大辞泉 「何の面下げて」の意味・読み・例文・類語

つらげて

なんの面目があって。よくも恥ずかしくなく。「何の面下げて帰れようか」
[類語]面目無い名折れ面汚し赤恥羞恥生き恥死に恥恥さらし恥ずかしい極まり悪いやましい不名誉不面目肩身が狭い合わせる顔がない身の置き所が無い穴があったら入りたい面目次第も無い汗顔・汗顔の至り冷汗三斗・冷や汗もの・忸怩じくじ顔向けが出来ない顔が合わせられない顔が潰れるばつが悪い恥じ入るかた無し小恥ずかしい気恥ずかしいうら恥ずかしいおもはゆい照れ臭い恥をかく身の縮む思い後ろめたい後ろ暗い申し訳ないすまない心苦しい気の毒気がとがめる負い目自責面目丸潰れ面目を失う泥を塗る名を折る名を汚す消え入る

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精選版 日本国語大辞典 「何の面下げて」の意味・読み・例文・類語

どの【何の】=面(つら)[=顔(かお)]さげて

  1. どのような顔をして。何の面目があって。ずうずうしくも。
    1. [初出の実例]「丞相様へどの顔さげて逢ふと思し召すぞ」(出典:浄瑠璃・菅原伝授手習鑑(1746)二)

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