何時かも(読み)いつしかも

精選版 日本国語大辞典 「何時かも」の意味・読み・例文・類語

いつしか【何時か】 も

  1. ( 副詞「いつしか」に、係助詞「も」のついたもの ) いつか早く。
    1. [初出の実例]「伊都之可母(イツシカモ)見むと思ひし粟島をよそにや恋ひむ行くよしを無み」(出典万葉集(8C後)一五・三六三一)
    2. 「いつしかも人々しくなり、おもだたしきめをも見給へと」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む