何時に無い(読み)いつにない

精選版 日本国語大辞典 「何時に無い」の意味・読み・例文・類語

いつ【何時】 に 無(な)

  1. いつもと違っている。ふだんとは異なる。
    1. [初出の実例]「思へば㝡前別れた時、いつにない跡追(おふ)たを」(出典浄瑠璃菅原伝授手習鑑(1746)四)
    2. 「座敷の中がいつになく春めいて」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む