何時に無い(読み)いつにない

精選版 日本国語大辞典 「何時に無い」の意味・読み・例文・類語

いつ【何時】 に 無(な)

いつもと違っている。ふだんとは異なる。
浄瑠璃菅原伝授手習鑑(1746)四「思へば㝡前別れた時、いつにない跡追(おふ)たを」
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二「座敷の中がいつになく春めいて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android