何時間(読み)いつのま

精選版 日本国語大辞典 「何時間」の意味・読み・例文・類語

いつ‐の‐ま【何時間】

  1. 〘 名詞 〙過去の)時の経過がそれと意識されないことを表わす。いつか知らないあいだ。
    1. [初出の実例]「みなのわた かぐろき髪に 伊都乃麻(イツノマ)か 霜のふりけむ」(出典万葉集(8C後)五・八〇四)

何時間の補助注記

中古以後は、「に」を伴って副詞的に用いることが多い。また、「の」を伴うこともある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android