使い盛り(読み)つかいざかり

精選版 日本国語大辞典 「使い盛り」の意味・読み・例文・類語

つかい‐ざかりつかひ‥【使盛・遣盛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 金銭をさかんに使う年ごろ。
    1. [初出の実例]「つかひ盛(ザカリ)の男、しかもよい器量して」(出典浮世草子・好色三代男(1686)二)
  3. あれこれ使うのにてごろで従順な年ごろ。また、そのような人。
    1. [初出の実例]「我はまだ年がよらぬ程に使ひさかりぢゃと思て使はるるが」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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