使銀・遣銀(読み)つかいぎん

精選版 日本国語大辞典 「使銀・遣銀」の意味・読み・例文・類語

つかい‐ぎん つかひ‥【使銀・遣銀】

〘名〙
※俳諧・独吟一日千句(1675)第一「十万里つかい銀にて旅の月 草鞋たまらぬ野べの夕露
浮世草子好色五人女(1686)二「幸遣銀(ツカヒギン)は有合す」
※浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)中「三十両は捨がね、四季しきせに遣ひ銀」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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