いい‐れんれん【依依恋恋】
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「いい(依依)②」に「恋恋」が付いたもの ) 恋い慕うあまり離れるに忍びないさま。→依依。
- [初出の実例]「諸人の見とがめんことのはづかしく、依々恋々(イイレンレン)として、轟坊にぞ帰りける」(出典:読本・桜姫全伝曙草紙(1805)二)
依依恋恋の補助注記
「楚辞‐九思・悼乱」の「顧二章華一兮太息、志恋恋兮依依」の例によった語かと思われる。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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