保甲制

山川 世界史小辞典 改訂新版 「保甲制」の解説

保甲制(ほこうせい)

宋,明,清に行われた隣保制度。北宋王安石保甲法は民兵化をねらったが,その後治安,徴税目的の隣保制度として発達。明の王守仁(おうしゅじん)(陽明)はこれを教化政策(郷約(きょうやく))と結びつけた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

関連語 王守仁