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信用割当て しんようわりあて credit rationing

翻訳|credit rationing

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世界大百科事典 第2版の解説

しんようわりあて【信用割当て credit rationing】

ある資金の市場において,借手はできるだけ低い金利(利子率)で資金を調達しようとし,貸手は高い金利で資産を運用しようとする。金利が均衡水準より低いときは貸手の資金供給より借手の資金需要のほうが大きく,市場において金利は上昇する。逆の場合は金利が低下する。それゆえ金利が伸縮的であれば,均衡水準すなわち貸手の資金供給曲線と借手の資金需要曲線の交わる点で,資金の需給は一致することになる。しかし,なんらかの理由で金利が十分伸縮的でなく,資金需要が資金供給より大きくても利子率上昇が生じないとすると,その資金市場では超過需要(資金需要-資金供給)を残したままで均衡し,限られた量の資金(供給)が一部または全部の資金需要者に割り当てられることになる。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の信用割当ての言及

【銀行】より

…こうした特徴をもつ銀行貸出しが金融取引の大宗を占める結果,高度成長期の日本の金融市場では,その時その時の利子率によって資金の需要と供給が調整されるのではなく,非価格要因で資金需給が一致するという機構が確立した。いわゆる信用割当てのメカニズムである。独占禁止法の適用除外措置の第1号として成立した臨時金利調整法(1947公布)や銀行経営の健全性の維持をたてまえとする金融行政(行政指導を含む)が,銀行間の競争行為を制限したことも,信用割当てのメカニズムを強化した。…

※「信用割当て」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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