精選版 日本国語大辞典 「倒所に土を掴む」の意味・読み・例文・類語 たおるる【倒】 所(ところ)に土(つち)を掴(つか)む 欲が深くて、どんな場合でも、何か利益を得ようとする意にいう。倒れても土を掴む。ころんでもただは起きぬ。[初出の実例]「受領は倒(たふる)る所に土を爴(つか)め」(出典:今昔物語集(1120頃か)二八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例