候間(読み)そうろうあいだ

精選版 日本国語大辞典 「候間」の意味・読み・例文・類語

そうろう【候】 間(あいだ)

  1. 「間」は理由を表わす名詞。「候へば」にくらべ固い語感を持つ。(あり)ますので。(あり)ましたので。
    1. [初出の実例]「ひるは人めのしげう候間、夜にまぎれてまいって候」(出典:平家物語(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android