偏向コイル(読み)へんこうコイル

百科事典マイペディア 「偏向コイル」の意味・わかりやすい解説

偏向コイル【へんこうコイル】

ブラウン管等で電子流の電磁偏向に使われるコイル。ブラウン管外のネック部に置かれ,信号電流を流し磁界を作って,電子ビーム走査方向を制御する。偏向角が大きいので,テレビ受像管やレーダー用ブラウン管に使用される。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android