偏継ぎ(読み)ヘンツギ

デジタル大辞泉 「偏継ぎ」の意味・読み・例文・類語

へん‐つぎ【偏継ぎ】

文字遊戯の一。漢字つくりを示して、これに種々の偏を付けた文字を次々と考えさせ、行き詰まると負けになるもの。一説に「偏突き」の意で、詩句の中などの漢字の旁を見せて、その偏を当てさせるものという。
「手まり、―などやうの事どもを、思ひ思ひにしつつ」〈増鏡内野の雪〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android