日本歴史地名大系 「備中国十一郡帳」の解説 備中国十一郡帳(正保郷帳)びつちゆうのくにじゆういちぐんちよう 一冊原本 池田家文庫解説 形式は備前国九郡之帳と同じであるが、備中は諸領入組み村ごとに領主名を記す。領主が複数の場合は領主別の内訳高を記す。帳の末尾の総高二三万六千四九一石余、村高一千二二一、うち本村四二一・枝村八〇〇。総高は二三の領主別に集計高が記されている。各領主の在封年代の共通時期は寛永一九年―正保元年で、正保二、三年頃の作成と考えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by