元つ人(読み)モトツヒト

デジタル大辞泉 「元つ人」の意味・読み・例文・類語

もと‐つ‐ひと【元つ人】

以前から親しくしている人。また、昔、親しくしていた人。
「かばかりなる―をおきて」〈浮舟

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「元つ人」の意味・読み・例文・類語

もとつ【元つ】 人(ひと)

  1. ずっと以前から親しくしている人。また、昔、親しくした人。
    1. [初出の実例]「ほととぎすなほも鳴かなむ母等都比等(モトツヒト)かけつつもとな吾を哭(ね)し泣くも」(出典万葉集(8C後)二〇・四四三七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android