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浮舟 うきふね

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

浮舟
うきふね

源氏物語宇治十帖に登場する女性。薫大将匂宮の2人から愛され,悩んで入水自殺をはかるが,横川の僧都に助けられ,出家して俗世の愛を拒む。謡曲『浮舟』はこれに取材した夢幻能。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

うきふね【浮舟】[書名・謡曲]

源氏物語第51巻の巻名。また、その女主人公の名。宇治の八の宮の娘。薫(かおる)大将匂宮(におうみや)の二人との愛に苦しみ、宇治川に入水するが、横川(よかわ)の僧都(そうず)に助けられて尼となる。
謡曲。四番目物観世金春(こんぱる)金剛流源氏物語に取材。浮舟の霊が現れ、過って匂宮と通じ、宇治川へ投身した物語を語る。

うき‐ふね【浮(き)舟】

水面に浮かんでいる小舟。頼りないことにたとえることが多い。
[補説]作品名別項。→浮舟

ふ‐しゅう〔‐シウ〕【浮舟】

浮かんでいる舟。うきふね。
水上飛行機フロート

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

浮舟 うきふね

「源氏物語」(宇治十帖)に登場する女性。
父は宇治八の宮,母は中将の君。光源氏の子薫と今上帝の皇子匂宮(におうみや)に愛されてくるしみ,宇治川に入水。たすけられて尼となる。薫は浮舟の弟を使いにだすが,あおうともしなかった。別名に手習(てならい)の君,蜻蛉(かげろう)の君。

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大辞林 第三版の解説

うきふね【浮舟】

源氏物語の巻名。第五一帖。宇治十帖の一。
○ 源氏物語の作中人物。宇治の八の宮の女むすめ。宇治の大君おおいぎみ・中君なかのきみの異母妹。薫と匂宮におうのみやとの愛情の間に苦悶して入水、横川よかわの僧都そうずに助けられて尼となる。

ふしゅう【浮舟】

舟をうかべること。また、うかんでいる舟。うきふね。
水上飛行機のフロート。

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世界大百科事典内の浮舟の言及

【源氏物語】より

…(番外)雲隠(くもがくれ)。第3部は,42匂宮(におうみや),43紅梅,44竹河(たけがわ),45橋姫,46椎本(しいがもと),47総角(あげまき),48早蕨(さわらび),49宿木(やどりぎ),50東屋(あずまや),51浮舟,52蜻蛉(かげろう),53手習,54夢浮橋(ゆめのうきはし)である。橋姫以下10巻を一般に〈宇治十帖〉と呼ぶ。…

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