先を潜る(読み)さきをくぐる

精選版 日本国語大辞典 「先を潜る」の意味・読み・例文・類語

さき【先】 を 潜(くぐ)

  1. 相手の考えなどを察して相手より先にする。先手を打つ。先を越す。先を回す。
    1. [初出の実例]「さきを潜っちゃア始終さう繁のはうから悧功に立ち廻る」(出典:ゆく年(1928‐29)〈久保田万太郎〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android