先を駆く(読み)サキヲカク

デジタル大辞泉 「先を駆く」の意味・読み・例文・類語

さき・く

戦いで、真っ先敵陣に攻め入る。
「景高余りに―・けんと進みければ」〈平家・九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「先を駆く」の意味・読み・例文・類語

さき【先】 を 駆(か)

  1. 合戦のときまっさきに敵中に攻め込む。先駆けをする。
    1. [初出の実例]「次男平次景高、余りにさきをかけんと進みければ」(出典:平家物語(13C前)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android