免物（読み）めんもつ

精選版日本国語大辞典「免物」の意味・読み・例文・類語

〘名詞〙 国家的な吉凶の大事が起こった時、特典をもって囚人の罪科をゆるすこと。赦(しゃ)。ゆるしもの。
1. [初出の実例]「見天慶五年正月五日私記、免物詔、今日昧爽以前、或其時以前云々。天皇崩時、指_二其時_一」(出典：北山抄（1012‐21頃）六)

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報 | 凡例

〘名詞〙年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《季語・冬》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典：浄瑠璃・新版歌祭文（お染久松）（1780）油...