デジタル大辞泉 「大事」の意味・読み・例文・類語
だい‐じ【大事】
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1 重大な事柄。容易でない事件。「国家の
2 大がかりな仕事。大規模な計画。「
3 たいへんな結果。非常に心配な事態。「
4 出家して悟りを開くこと。
「―を思ひたたん人は」〈徒然・五九〉
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1 価値あるものとして、大切に扱うさま。「
2 重要で欠くことのできないさま。ある物事の存否にかかわるさま。「
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[類語]
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字通「大」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…これを結集(けつじゆう)と呼ぶ。釈迦の誕生・成道・初転法輪・入滅は仏伝中で四大事跡とされ,その記念の地,すなわちカピラバストゥ郊外のルンビニー園,ブッダガヤーの菩提樹下,ワーラーナシー郊外の鹿野苑,そしてクシナガラは聖地として,後世,信徒の巡礼の地となった。 釈迦の生存年代について,学界では前6~前5世紀説(《衆聖点記》などの説による前566‐前486)と,前5~前4世紀説(中村元説では前463‐前383)とがある。…
… サンスクリット仏教文学は紀元前後から現れはじめ,内容的には仏伝,讃仏,比喩に大別することができる。《マハーバストゥ(大事)》《ラリタビスタラ》などは主としてこのうちの仏伝文学といえる。しかし,仏陀を超人的存在とみなし,多くの説話や比喩を挿入するなど,パーリ語のそれとは趣を異にする。…
※「大事」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」