囚人(読み)シュウジン

  • ▽囚▽人
  • しゅうじん シウ‥
  • しゅうじん〔シウ〕
  • とらえびと とらへ‥
  • とらわれびと とらはれ‥
  • めしうど
  • めしゅうど
  • めしゅうど〔めしうど〕

デジタル大辞泉の解説

獄につながれている者。
刑務所拘置所などの刑事施設に収容されている受刑者被疑者被告人などを意味する古い用語。→既決囚未決囚
[補説]平成7年(1995)の刑法改正に伴い、「囚人」という語は法律上では用いられなくなった。
《「めしびと」の音変化。古くは「めしゅうと」》捕らえられてにつながれている人。しゅうじん。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

刑事施設に収容されている被収容を意味する古い用語。条文の平易化を図った1995年(平成7)の「刑法の一部を改正する法律」の成立前の刑法第97条では、「既決、未決ノ囚人」という語が用いられていたが、同改正法により「囚人」の語は廃止され、現行法令上は用いられていない。刑事事件による既決・未決の被収容者のほかに、広義では民事上の債務不履行による被収容者を含む。日本では前二者に限られるが、立法例のうちには現在でもこれを認めるものがある。[石川正興]

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 獄につながれている者。めしゅうど。とらわれびと。
※経国集(827)二〇・大神虫麻呂対策文「囚人不皐繇之霊
※草枕(1906)〈夏目漱石〉一〇「屠(ほふ)られたる囚人の血が、自づから人の眼を惹(ひ)いて」
② 法令によって刑務所に拘禁されている、既決囚および未決囚。在監者。
※刑法(明治四〇年)(1907)九七条「既決、未決の囚人逃走したるときは」
〘名〙 つかまえられて獄などにつながれている人。めしうど。しゅうじん。とりこ。とらえもの。
※書紀(720)持統二年六月(北野本訓)「天下に令して繋囚(トラヘヒト)の極刑は本の罪を一等減せ」
〘名〙 とらえられた人。めしゅうど。とりこ。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
※源平盛衰記(14C前)四三「我等囚(トラハ)れひとに成なば」

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