兎影(読み)とえい

精選版 日本国語大辞典 「兎影」の意味・読み・例文・類語

と‐えい【兎影】

〘名〙 (ウサギがすむという伝説から) 月の異称
本朝文粋(1060頃)八・弓勢月初三詩序〈源順〉「望兎影之細懸、迷烏号之高挿」 〔韋琮‐月明星稀賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報