兜を猪頸に着る(読み)かぶとをいくびにきる

精選版 日本国語大辞典 「兜を猪頸に着る」の意味・読み・例文・類語

かぶと【兜】 を 猪頸(いくび)に=着(き)る[=被(かぶ)る]

  1. 兜を少し上向きにしてかぶる。敵を恐れない、勇敢な様子をいう。
    1. [初出の実例]「黒皮威の鎧に、同毛の五枚冑を猪頸に着、十八さいたる染羽の矢負、塗籠藤の弓持て」(出典:保元物語(1220頃か)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android