全国森林計画

林業関連用語 「全国森林計画」の解説

全国森林計画

全国民有国有林について、5年ごとに15年を1期として立てるものである。
具体的には、地勢その他の条件を勘案して、主に河川の流域別に分けた44の広域流域別に計画が定められている。
最新の計画は、平成15年10月21日に閣議決定された。

出典 農林水産省林業関連用語について 情報

世界大百科事典(旧版)内の全国森林計画の言及

【森林計画】より

…こうした計画ができた背景には,〈林業計画の編成とその遂行の責任は中央政府が負わなければならない〉という1950年のGHQ〈森林組合改組に関するステートメント〉(〈森林組合〉の項参照)の考え方がある。現行の森林計画は全国森林計画(林業基本法にもとづき政府が作成する森林資源に関する基本計画および林産物需給の長期見通しをもとに,農水大臣がたてる。15年を1期として5年ごとに作成)と地域森林計画(都道府県知事が全国森林計画に即してたてる。…

※「全国森林計画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android