全芽育(読み)ぜんがいく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「全芽育」の意味・わかりやすい解説

全芽育
ぜんがいく

芽桑をそのまま与えて蚕を飼育する方法。芽桑育にはほかに芽を刻んで与えるざ芽育がある。全芽育は葉摘法よりも労力は少くてすむが,蚕の発育に応じてそれぞれの時期に適した芽桑が十分に得られない場合がある。全芽の給桑量はざ芽より少く,条桑より多くする。蚕座面積は条桑,全芽,ざ芽,ざ桑の順に広くなる。現在では全芽は箱飼いや防乾紙育の場合には2~3齢に用い,齢中1回育 (箱飼の一種) では1~2齢に全芽を給桑する。

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